読書尚友
読書尚友 Android版の公開から10年経っても、いまだに未対応の注記が見つかるので、徹底的に問題を潰したいと思って、下記の公式の組版案内に基づいて対応状況を調べてみた。 kumihan.aozora.gr.jp 青空文庫 組版案内 その結果、新たに対応した注記は以下の…
Android ではOSバージョンの下位互換性を確保するためにサポートライブラリというものがある。例えばFragmentはAndroid OS3.0から導入された機能だが、それより以前のAndroidの利用者はFragmentを使ったアプリを実行できない。そこで、標準ライブラリ版のFra…
読書尚友 for iOS のリリースから早いもので1年が過ぎた。開発予定の機能で残っていた、「ePub対応」と「テキスト読み上げ」の実装がやっと終わったのでリリースした。 ePub対応は、Android版の機能をほぼJavaからSwiftに移植しただけなので、表現力はほぼ…
iOS16の対応機種がiPhone8以降となり、小生の所有するiPhone SE(初代)はサポート対象から外れてしまった。エミュレータがあればiOS16の動作確認はできるが、どうしても実機でないと分からない部分もあり、iOS16対応機種を購入する必要性に迫られた。要はiOS1…
読書尚友 iOS版を公開しました。 読書尚友 - 青空文庫ビューア hishida ブック 無料 apps.apple.com 広告付フリーソフトです。アプリ内購入による広告解除を追加予定です。 Android版の機能を踏襲していますが、次の機能は実装していません。今後の対応は未…
以前告知した読書尚友(青空文庫ビューア)のiOS版の開発がある程度進んだので、テスターを募集します。テスターを希望される方は、下記のリンクからメールアドレスを登録してください。 https://ssl.form-mailer.jp/fms/574405c4714498 24時間以内に次のよ…
Android 版の読書尚友が落ち着いてきたので、次のお題としてiOS版の読書尚友を考えている。iOS版の青空文庫ビューアはi文庫Sという老舗アプリがあり、他にもフリーのアプリが一杯あるので、2021年の段階で参入するのは今更感が拭えない。だが青空文庫の注記…
Qiitaに上げた方がいいような技術的な内容だが、忘備録として書いておく。 Googleから警告がきた 先月から、読書尚友とEBPocet for Android のGoogle Playコンソールに、次のようなメッセージが表示されるようになった。 5月5日より、アプリがストレージへの…
kindle本やPDFを読むのにタブレットがほしくなって、ALLDOCUBE iPlay40 という10インチタブレットを買ってしまった。iPadよりも安いことと、テスト用にAndroid 10 の実機が必要という理由からだ。なぜかイヤホンジャックがないとか、Amazon Primeの動画がSD…
この一ヶ月ほど、読書尚友の改良を重点的に行っている。最近の改良点は: 児童書の分野別検索(NDC) 書籍一覧に書き出しを表示 作家別リストに著者画像を表示(Wikipediaより) 次・前の検索語のボタン 本文に時刻表示 今回の改良の中で、特筆すべきなのは、書…
読書尚友に、最近3点の改良を行った。 ファイル一覧でPDFの表紙画像のサムネイルを表示 PdfRendererで先頭ページの画像を取得し、縮小表示している。 読み上げのバックグラウンド再生 text-to-speechでテキストの読み上げを行う場合、Activity上での実行のた…
2020年11月以降、Google Play で既存アプリをアップデートするには、targetSDKを29(Android Q)以上にする必要がある。ところが一つ問題があって、Android Qからは、対象範囲別ストレージ(Scoped storage)が導入され、外部ストレージのアクセスが厳格化され…
拙作の青空文庫ビューアである「読書尚友」にはOPDSクライアントの機能があるが、あるきっかけがあって、OpenSearch対応を行った。 そのきっかけというのは、青空文庫でヘンリー・デイビッド・ソローの『森の生活』が追加されていることに気づいたことである…
読書尚友の最近の改良について。 パスワードで保護されたPDFの表示 読書尚友ではPDFの表示にAndroidPDFViewを使用している。このライブラリはパスワード付PDFにも対応しているので、サポートしてみた。 github.com パスワード付のPDFを開くときに下記のよう…
macOS Mojave でダークモードが搭載され、他OSでも流行りそうな気配である。 AndroidではAndroid N Developer Preview(初期版)では夜間モードがあったが、実際の製品では搭載が見送られた。だがスマートフォンの場合はバッテリの持ちが長くなるメリットがあ…
読書尚友の改良の続き。ローカルファイルのファイラを強化し、複数ファイルを選択してコピー、移動、削除等ができるようになった。これでファイラとしては最低限の機能が揃ったと思う。 まだ課題があるとすれば本棚の改良ぐらいだろうか。
読書尚友の小改良を続けている。 読み上げの速度と音程の調整 標準の読み上げ速度は日本語だと遅すぎ、英語だと速すぎに感じるので、速度を調整できるようにした。 共著や翻訳者がいる場合の作者一覧の改良 翻訳の場合は著者と翻訳者があるので、作者一覧で…
Androidの開発環境をMacからWindowsに移行したのを機に、読書尚友の開発をボチボチ再開しようと考えている。 まず手始めに、外部辞書検索ボタンを設けてEBPoketを起動できるようにした。 これまでも共有→アプリケーションでEBPocketを選択すれば検索ができた…
5/31頃からAndroid4.4(kitkat)で読書尚友での青空文庫のダウンロードができなくなったという報告を受けた。現象としてはAndroid5.0以上は問題なくダウンロードでき、4.4以下が全てダメらしい。調べたところ、どうやら青空文庫のaozora.gr.jpのサーバーがSSL/…
読書尚友で青空文庫の作品一覧の更新ができなくなったので慌てて調べたところ、4/1からSSL対応され、URLが https: に変わったためだった。 2018年03月31日 青空文庫のSSL化対応についてのお知らせ https://www.aozora.gr.jp/soramoyou/soramoyouindex.html#0…
家電量販店で現在発売中のAndroidスマホ最新機種を調べたところ、どうやら現行の機種は全て標準で日本語読み上げエンジンに対応しているようだ。 (設定→「言語と入力」→「テキスト読み上げの出力」→「優先するエンジン」→「Googleテキスト読み上げエンジン」…
読書尚友に大きめの改良を行なったので、メジャーバージョンアップとみなして2.0.0とした。 OPDSカタログライブラリ PDF(目次対応) Unicodeテキストのサロゲートペア 内蔵フォントを源ノ明朝と花園明朝B(Unicode拡張領域用)に変更 フォントをIPA明朝から源ノ…
前回のブログ( 読書尚友のPDFサポート 他 - hishidaのblog )で検討中と書いたandroid用OPDSクライアントがそこそこ動くようになったので、Google Playで公開した。とりあえずカタログのナビゲーション機能を実装してみたが、次の段階ではOpenSearchに対応し…
PDF対応について 「読書尚友のPDF対応を開発中」という記事を2015年8月に載せてから、1年半も経ってしまった。 2015-08-26 - hishidaのblog おさらいすると、Android用のPDF用ライブラリはmuPDFをはじめGPLのものが多く、ソースの公開義務が生じるので、なか…
Android7.0 Nougatからsplit-screenの機能が加わっているが、読書尚友とEBPocket for Androidをsplit-screenに対応させてみた。 といっても日常的に使用しているZenfone 3 laserにはまだAndroid7.0アップデートが来ないので、エミュレータでの動作確認になる…
青空文庫のHPでは、1万冊を超える作品を探すためのインデックスとして、作家別(作家名の五十音順)、作品別(作品名の五十音順)の総合インデックスと、分野別リスト(日本十進分類)が提供されている。 大体の青空文庫ビューアアプリでは、作家別・作品別の…
以前、Nexus5が故障してASUS Zenfone 3 Laser を購入した顛末を書いた。 Nexus 5 恐怖の無限ループからの脱出 - hishidaのblog 性能的には3年前のNexus 5 と際立った違いはない気もするが、Zenfone 3 Laserに変えて良かったことの一つは、外部Micro SDカード…
Androidアプリの読書尚友とEBPocketを、マテリアルデザインに対応してみた。 マテリアルデザインはiOSなどのフラットデザインに似ているが、画面のパーツが現実世界の素材のメタファになっており、厚みや奥行き、重なり、質量を持つ。 GoogleはGoogle I/O 20…
読書尚友は次版の1.46で基本的に青空文庫の注記に(ほぼ)完全対応になります。 左にルビ 横組み 注記付き 底本では 他に、上付き小文字、下付き小文字、字詰め、左傍線、左傍点に対応した。
読書尚友の進捗、割り注対応作業中。やりはじめると割り注の中に色々な注記が現れるので対応が難しい。 これができれば、残りは横組み、上付き小文字、下付き小文字ぐらいだと思う。ここまで来たので、青空文庫の注記完全対応を目指して頑張りたい。