hishidaの開発blog

EBシリーズ(EBPocket,EBWin,EBMac,EBStudio),KWIC Finder,xdoc2txt,読書尚友の開発者ブログ

EBStudio

「ランダムハウス英語辞典Toolkit」をEBStudio2で変換する場合の注意点

「ランダムハウス英語辞典Toolkit」で作成したHTMLが、EBStudio2では文字化けするという報告があった。旧EBStudioとは互換性を保っているはずなので、調査したところ、EBStudio2の新機能の「UnicodeからEPWING外字に自動登録する」が悪さをしていることがわ…

EBStudio リニューアル計画(6) EBStudio2 for Mac

EBStudio2のWindows版は12/1にリリースし、Vectorによる販売、および優待アップグレードも始まっています。 EBStudio2 お待ちかね?のEBStudio2 for Macも、本日より公式HPにて配布を開始。Windows版とライセンスキーは共通なので、Windows版を購入された方…

EBStudio リニューアル計画(5) 今後の予定

すでにHPで告知済みですが、EBStudio2のリリースについて、次のように決めさせていただきました。 EBStudio 1.70 は2017/11/30をもって販売終了。 EBStudio2は2017年12月に販売開始(予価1000円+税)。 既存のユーザの方は、優待アップグレードを実施(500円)。…

EBStudio リニューアル計画(4) CSVファイルからの変換

今回新たに、CSVからEPWINGへの変換をサポートした。一般的な利用者がEPWING辞書を自作したいと思った場合は、CSVからの変換が一番簡単だと思う。EXCELやAccessなどで作りためた個人辞書をCSVで保存すれば、EBStudio2 でEPWING辞書に変換できるので、非常に…

EBStudio リニューアル計画(3) XMLライブラリ

おさらいすると、EBStudioでは次のようにHTMLからEPWINGへの変換をサポートしている。 辞書系のコンテンツ EBStudioの設計を行ったのは1999年頃だが、辞書や書籍の入力ソース形式をHTMLにしたのは正解だったと思っている。HTMLなら理解が簡単で、プログラマ…

EBStudio リニューアル計画(2) Unicode外字自動割り当て

今回のリニューアルの目玉の一つとして考えているのが、Unicode外字の自動割り当て機能である。 ご存知の通り、EPWINGは規格の制定時期が古いために、文字コードはJIS X 0208(第一水準、第二水準)しか使用できない。それ以外の文字は外字としてビットマップ…

EBStudio リニューアル計画(1)

EPWING辞書作成アプリであるEBStudioの最終バージョンのリリースは2009年で、もう8年も開発を中断している。その頃からEBPocketのiOS版やAndroid版の開発を始め、さらに青空文庫ビューアまで手を出したため、手が回らなかったというのが正直なところだ。リニ…

その他仕掛り中のプロジェクト

xdoc2txt の64bit 版。(→できました。) EBStudioのUnicodeベースでの再開発。EBStudioのソースはVisual Studio6.0時代のもので、今日のVisual Studioではコンパイル自体が不可能。こちらは大きな作業になるので、1年以上かかりそうだし、途中で投げ出すか…

口語訳聖書(新約1954年,旧約1955年)のJIS X4081(EPWING)化

口語訳聖書(新約1954年,旧約1955年)の著作権が切れて、全文データが公開されていることを知ったので、JIS X4081(EPWING)化してみた→(1)HP、(2)Vector。オリジナルテキストはこちらからダウンロードできる→口語訳「聖書」新約および旧約/文語訳(大正改訳)/ラ…