Visual Studio
EBシリーズサポートページで配布しているWindows用のアプリケーション(EBWin4,EBStudio2,KWIC Finder4,xdoc2txt2)はMicrosoft Visual Studio で開発しているが、Visual C++ で開発したアプリを配布する場合は、「Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ…
Surface Pro 6(タイプカバー同梱版)のタイプカバーに初期不良があった件を報告したが、タイプカバーの交換も終わり、開発機としての運用を本格的に始めた。 なお、12月に入ってオンラインストアと正規販売店では期間限定でタイプカバー購入分の18,000円キ…
要望を頂いている訳ではないが、EBWin4の64bit版を実験的にビルドしてみた。 WindowsのクライアントOSではVistaから64bit版が提供されるようになり、現在ではインストールベースで64bitが32bit版を上回っている。32bitOSでは物理メモリが3GBが上限だが、64bi…
EBWin4はVisual Studio 2010 のC#とC++で開発しているため、実行には.Net Framework 4.0とVisual C++ 2010 ランタイムが要る。 .Net Framework 4はWindows Vista以降は標準でWindowsに含まれているため、通常はインストールの必要はない。 だがVisual C++ 20…
ユーザからの要望があって、xdoc2txtおよびdllの64bit版を作成したので、忘備録を書いておく。 x64コンパイラおよびツールのインストール Visual Studio 2010を標準でインストールすると、64ビット用コンパイラはインストールされないので、インストール時の…
EBWin4の高DPI化を行ったので、忘備録として作業内容をまとめておこうと思う。事の発端は、Macbook pro retina 13" Early2015を購入したこと(2016-11-19 - hishidaのblog)。retinaディスプレイではVMWare Fusion上のWindowsの文字が極端に小さくなり、文字…
どうも最近、開発環境の整備に時間を費やして、肝心の開発が何も進んでいないようだ。 1 Windows10の導入 Windows 10への無料アップデートの期限が7月29日までということで、重い腰を上げて、開発環境をWindows7からWindows10にアップグレードすることにした…
先日、『EBWin4で「青空てにおは辞典完全版」に全文検索インデックスをつけようとすると、91%まで行ったところでストップする』というご指摘があった。これはEBWin4が32bitアプリのため、2GBまでしか実メモリを使えないことが原因。「青空てにおは辞典完全版…
STL(Standard Template Library )はC++の標準ライブラリで、クラスとテンプレートの利用により、vectorやmap、listのような一般的なアルゴリズムを任意の型に対して使用できる。自分でアルゴリズムを実装するよりも、STLを使用した方が信頼性や性能面で向上…
Windowsでは関数の呼び出し規約にcdeclとstdcallがあり、C言語の呼び出しではcdecl、その他の言語ではstdcallが標準になっています。スタックの解放を呼び出し側が行うか、呼ばれる側が行うかの違いです。呼び出し規約が呼び出し側と呼ばれる側で違っている…
Visual Studio with MSDN Subscription のOpen Business(2年契約)が6/30で終了したが、今回はアップデートしなかった。ストアアプリを開発するのでなければ、VS2010で当面は十分ということと、Windowsのメジャーバージョンアップがしばらくないと思われるた…
5回目の提出でやっと合格になった。 http://apps.microsoft.com/windows/ja-jp/app/ebpocket-free/ec0b78a8-2ade-43a5-9a14-7e47d03d0e3f 結局、ARM版はパスしなかったので、x86版のみのリリースになった。ARM版を検証するには、WindowsRTの実機上で「Window…
EPWINGビューアとしての体裁が整ってきたので、Windowsストアに提出してみた。 ARM版は実機での検証はしていないが、一か八か出してみた。リジェクトされるならWindowsRTの実機を買うしかない。(iPadからの乗り換えキャンペーンも始まったが、動作確認以外の…
開発は難航しながらも前進している。 Windows8ストアアプリの開発者アカウントについて、MSDNの登録ユーザは初年度無料になるので、とりあえずアカウントを開設した。 EPWING辞書は FileOpenPicker で選択し、ローカルフォルダにコピーする方式とした。 スト…
WebViewにローカルHTMLを表示する件だが、画像をbase64で埋め込む方法で表示に成功した。 これでストアアプリ版の実現に向け、大きく前進した。
前回、「Windows8のストアアプリのWebViewではローカルデータのHTMLを表示できない」という問題について述べた。 その後、いくつか解決できそうな手段を見つけたので、以下に列挙する。 1) インプロセスHTTPサーバー http://blog.jsolutions.co.uk/?p=492 ア…
富士通スーパー統合辞書を検索するの図: 研究社リーダーズ第二版で単語検索するの図: 外字が豆腐(□)になっていること以外は完璧に見えるが、実はここで大きな壁にあたってしまった。 どうやらWindows8.0のWebViewでは、ローカルのHTMLのリソースを表示す…
内蔵辞書の検索ができるようになったので、最初のスクリーンショットを公開する。 EDICT2(EPWING)を検索: 検索チャームからの検索: 一見順調なようだが、実はここへきて、ストアアプリの根本的な問題点に直面している。 EBPocket for WinRTでは、ファイル…
一応、本気で開発を始めました。 この一ヶ月の成果は.. 1) VS2012でストアアプリのプロジェクトを作成。分割アプリケーションをひな形に、画面遷移を確認。 2) EBWIn4のC++/CLIのdllを、C++/CXに移植し、コンパイルを通過。(最小限のWin32APIしかサポートさ…
EBWin4が英語Windowsで文字化けするという報告があり、「C#の文字列はUnicodeなのにおかしいな」と思って調べていたが、ようやく解決。 C言語やC++ではsetlocale関数で言語環境を切り替えることができる。Visual C++のマルチバイト関数のmbstring.hにある関…
EBWinの後継版の進捗について。 当初名称をEBWin2にする予定だったが、現行のEBWinのバージョンが3.xのため、混乱を避けるためにEBWin4にすることにした。 そろそろリリースできるところまで進んでいるが、.Net Frameworkのバージョンを3.5にするか、4.0にす…
EBWinの後継版を C# & C++/CLI & WPF で開発中だが、WPFの不可解な挙動に悩まされて、数ヶ月作業が中断していた。 久々に開発を再開することにしたのだが、WPFは諦めて、Windows Formでもう一度再開発することにした。 WPFはUIをXMLで定義するなど、野心的で…
xdoc2txt 2.00 alpha にCOM DLL版も追加した。COM DLLを呼び出せる多数のアプリケーションから利用できるはずである。VBScriptから利用する例をあげておく。 定義 ProgID: xd2txcom.Xdoc2txt.1 HRESULT ExtractText([in] BSTR lpFilePath, VARIANT_BOOL bPro…
xdoc2txt 2.0 alphaをリリースした。改良点は、 内部Unicode対応。出力オプションに -u(UTF16)、-8(UTF-8)を追加。 PDFに /LZWDecodeのサポートを追加(Unisys特許が切れているため)。 cryptlib.dll を統合し、パスワード無で暗号化されたPDFに標準で対応した…
xdoc2txtの内部Unicode対応を淡々と進めているが、意外に順調で、一太郎やOffice文書の対応までは終了した。最後に大物のPDFが残っているが、2週間ぐらい作業すればなんとかなりそうだ。 xdoc2txtは作者の初期の想定以上に広範囲に使われているので、正式リ…
EBWin2 betaを暫定リリースした(C#+WPFの実験版)。 http://hishida.s271.xrea.com/manual/EBWin2/EBWin2.html実は、「開発機では動作するが他のPCにインストールすると動かない」という問題で2週間足踏みしていた。結局、C++/CLIでラップしたネイティブDLLを…
現在、C# , WPF , C++/CLIという今風の技術でEBWinを再構築中。やっと動き出したので、スクリーンショットを公開。 ある程度動いたところでdesktopアプリとして一区切りつけ、その後はWindows8 & WP8のModernUIに移植するつもり。 C#や.NetFramework自体が初…
Microsoftから「MSDN サブスクライバーであるお客様への Windows ストアおよび Windows Phone の開発者アカウントに関するお知らせ」というメールが来た。機械翻訳風の変な日本語を最後まで読むと、どうやらMSDN サブスクリプション会員に、Windows ストアお…
Open Businessで購入した場合、はじめにマイクロソフト ボリューム ライセンス サービス センター(VLSC )に登録し、続いてMSDNサブスクリプションを登録すると、MSDNのサブスクライバダウンロードが可能になる。このときメディア特典にチェックすると、後日…
MSDN のSubscriptionの期限が切れている開発者向けに、Visual Studio 2010 with MSDN を更新価格で購入できるキャンペーンの締め切りが迫っているが、結局申し込むことにした。パッケージではなくOpen Businessで申し込んだので、2年間有効。Windows8はどう…