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EBStudio リニューアル計画(4) CSVファイルからの変換

今回新たに、CSVからEPWINGへの変換をサポートした。一般的な利用者がEPWING辞書を自作したいと思った場合は、CSVからの変換が一番簡単だと思う。EXCELAccessなどで作りためた個人辞書をCSVで保存すれば、EBStudio2 でEPWING辞書に変換できるので、非常に便利だ。
CSV変換の仕様:

  • 一行目は見出し行とする
  • 項目区切りは、カンマ(,) タブ 縦棒(|)をサポートする
  • 文字エンコードShift_JIS,UTF-8,UTF-16をサポートする
  • テキストウィザードを起動すると、CSVの一行目を読み込み、列ごとに見出し語(headword)、本文(meaning)、かなインデックス(kana)、表記インデックス(keyword)を定義する。見出し語からは表記インデックスも作成する。

ソースのタイプからCSVを選ぶ

Text Wizardを起動し、列ごとに型を指定する

EBStudio2で利用できる入力形式をまとめると:

Shift_JIS UTF-16 UTF-8
HTML(EBStudio互換)
PDICテキスト
PDIC一行形式
PDIC PDIC for Win32 PDIC/Unicode
辞郎形式
プレインテキスト
XHTML(libxml2)
CSV

◎ - EBStudio2で新たに追加したもの