読書尚友の注記対応、その他
読書尚友 Android版の公開から10年経っても、いまだに未対応の注記が見つかるので、徹底的に問題を潰したいと思って、下記の公式の組版案内に基づいて対応状況を調べてみた。
その結果、新たに対応した注記は以下の通り。
- 「字詰め」中の「囲み」「地寄せ」(『蟹工船』小林多喜二、『不連続殺人事件』坂口安吾)
- 「ここから○字下げ、折り返して●字下げ」
- ブロックでの「地付き」「地寄せ」
- 「○段階小さな文字」(あるいは大きな文字)の入れ子(『他計甚麽(竹島)雑誌』松浦武四郎)
最終的に、読書尚友で完全に対応できていない注記は以下のみだと思う。
- 改丁、改段(いずれも改ページとして処理する)
- 窓見出し(同行見出しとして処理 ※実例はほとんど見たことがない)
- 縦中横(ただし2桁の数字は自動縦中横で表示するので、ほとんど対応)
- キャプション(本来は図の下に表示するが、左側に表示している)
さて、注記対応と同時に、有償版の本棚に登録しているお勧め図書一覧も更新した。この10年で重要コンテンツが増加し、見直しが必要になったからだ。(吉川英治、山本周五郎、米川正夫訳のロシア文学等)
100冊に絞りたかったが、どうしても絞りきれなくて以下のラインナップになった。まずまず無難なところだと思っているが、どうだろうか。