読書尚友 for iOS の検討を開始
Android 版の読書尚友が落ち着いてきたので、次のお題としてiOS版の読書尚友を考えている。
iOS版の青空文庫ビューアはi文庫Sという老舗アプリがあり、他にもフリーのアプリが一杯あるので、2021年の段階で参入するのは今更感が拭えない。だが青空文庫の注記に完全対応したアプリは意外に少ないので、多少のニーズはあると思っている。
盛り込みたい内容は次ぐらいを考えている:
- なるべく青空文庫の注記に完全対応する
- 組版ルールをもう少し研究して紙の書籍の読書体験に近づける
- 縦横の多段組に対応する
- テキスト・PDFに対応する(ePub はApple謹製のブックアプリがあるので、対応の必要性が薄い)
- 青空文庫テキストの一括ダウンロードをサポート
- ページめくりアニメーション(iOSだと簡単だがAndroidだと非常に難しい)
最近マルチプラットフォームの開発環境として Flutter が話題であり、AndroidとiOS、さらにデスクトップのWindowsとMacまでサポートできるメリットは大きい。Xamarinも後継の .Net MAUI で同様のことができるようになるらしい。
だが現時点ではSwiftでiOSネイティブアプリを開発する方が無難かと思っている。
EBPocketはObjective-Cで開発していたので、Swiftを使うのは初めてである。言語の勉強から始めているので遅々として進まないが、年内のリリースを目処にしたい。