実は1ヶ月ほど前から、新規のコードで書き直しを進めている。書き直しを始めた理由は大きくは次の３つ。
- EBPocket for iOSのリリースから2年が経ち、既存のコードベースでのこれ以上の改良が困難になってきた。
- Mac版の開発を通してCocoaのコーディング作法の理解が進み、iOS版のコードのあらが目立ってきた。
- iOS2.xから開発を始めたが、その後のSDKのバージョンアップにより、互換性を保つのが難しくなってきた。
現状ほぼ旧版と同等の機能が動くようになってきたが、完全に安定するまでもう１ヶ月ぐらい様子を見てからリリースしたい。
新アプリではなく以前のEBPocket Professionalと同じアプリケーションIDにするので、従来のユーザは無料バージョンアップになる予定。
新機能は、
- 縦二分割画面のときに分割線をドラッグで動かせるようになった。代わりにダブルタッチで全画面になる操作は廃止した。
- EBWinに由来する独自の表示エンジンを破棄して、全面的にwebkitを採用した。レンダリング速度が向上し、CSSでこまかなエフェクトが使用できるようになった。（ほぼEBMacと同じ）
- iPad 版のUIをSplitViewに変更した。よりiPadらしくなった。ちなみに辞書名をタッチすると辞書選択画面が表示される。
