開発を始めて約2週間が経過。縦書き表示、禁則、ルビ、外字注記（第３水準、第４水準、Unicode）、青空プロバイダとの連携、内蔵ファイルブラウザ、までできた。
ルビの位置が美しくないが、リリースまでには調整する予定である。まだ、大量の開発項目が残っている(zip、画像、作者別や作品別の書籍リスト、しおり、目次、ePub、縦横切り替え等)。
青空文庫ビューアは結構奥が深いことが分かってきた。注記の自由度がありすぎて、機械可読のテキストとしては扱いづらい。だが、プレインテキストとして読んでも意味が通じるための配慮だと思うので、ある程度仕方ないと思う。傍点や字下げ、返り点などの代表的な注記には対応する予定である。
なお、青空文庫の設立者である富田 倫生氏が、先日亡くなられた。慎んで、ご冥福をお祈りしたい。後世に『青空文庫』という大きな知的遺産をプレゼントしてくださったことに、心から感謝申し上げたい。
