Googleから、「Google Mobile Ads SDK のサポート終了スケジュール」というメールが届いた。
ようするに、Google Mobile Ads SDKにはサポート期間があり、新しいバージョンが出ると3世代前のバージョンのSDKは広告が配信されなくなる。Google Mobile Ads SDKを用いて広告を表示しているアプリは、アップデートを怠ると、広告の配信が止まって広告収入が途切れてしまうと言うことだ。
慌ててGoogle Mobile Ads SDKのバージョンを調べてみると、次のようになっていた。
Ads SDK | サポート終了日 | 廃止日 | |
EBPocket Free iOS | 7.1.0 | 2022年9月30 日 | 2023年第2四半期 |
EBPocket Free for iOSは、このままでは来年第2四半期で広告が止まってしまうので、Google Mobile Ads SDKのバージョンを v7 から v9 に上げることにした。さすがにメジャーバージョンが2つも違うと、関数名や定数名が変わっていてそれなりに対応は大変だった。
EBPocket Free for iOSは最後のリリースが2018年1月で、なんと5年近くもアップデートしていなかったことになる。さすがにソースが古くなったので、現在のEBPocket Pro for iOSのソースからFree版を再作成した。おかげでダークモードやApp Extension による共有など、新しめの機能を追加することができた。
なお、App StoreもGoogle Playも、アプリ名称に "free" という価格を表す文字列を入れることができなくなっているので、EBPocket Freeという名称では提出できない。このため、フリー版のアプリ名を、 * Lite に統一することにした。
EBPocekt Lite for Android
EBPocekt Lite for iOS
読書尚友 Lite for Android
EBシリーズについて、今後大きな機能追加は考えていないが、OSのバージョンアップに伴う改訂は可能な限り続けるつもりでいる。