シャープのスマートフォンにプレインストールされている電子書籍ビューアのGALAPAGOSは、これまではシャープ以外の端末だと、システムフォントでしか表示されず、いっさい読書する気になれなかった。
シャープはハードウェアメーカーなので自社製品の販促のための施策だろうが、電子書籍マーケットの中でのGALAPAGOSの普及を考えれば、最大の障壁になっていたと思う。私もこれまで、電子書籍のストアを選ぶなら、GALAPAGOSだけは避けろと力説していた。
ところが、今回のアップデートで、ついに明朝体フォントが内蔵され、Nexus等でも快適に読書できるようになった。
これまでさんざん悪口を書いてきたが、今回はシャープの英断に賛辞を送りたい。もともと電子書籍ビューアとしての素性はよかったので、これからは安心してGALAPAGOSを薦められる。
