hishidaの開発blog

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楽天kobo (2)

楽天の対応や、三木谷の大言壮語については、色々な方が適切なことを書いておられるので割愛し、koboのハードのことだけを書こうと思う。
一週間ほど使った結果、ある程度理解が進んだ。

  • 日本語EPUB3かどうかの判定は、拡張子が.kepub.epubかどうかで行っているらしい。.epubは英語版由来のオリジナルエンジン、.kepub.epubACCESS提供のエンジンで表示しているようだ。
    拡張子が.epubだとフォントの初期値が英文フォントのままで、日本語が文字化けする。日本語フォントを指定すると本文は表示できるようになるが、表紙の文字は文字化けしたまま。拡張子を.kepub.epubにすると、これらの日本語の問題は解消されるが、代わりに栞に問題が発生する(次項で説明)。
  • .kepub.epubで使用すると、自作のEPUB3 ( JBasic準拠でEPUB Validatorも通っているものだ ) では、栞が使用できず、必ずファイル先頭に戻ってしまう。また、全文検索の検索結果が表示されない( <?xml のようにxhtmlの先頭が表示される)。マーケットから導入したEPUBではどちらも大丈夫。
    この問題は、段落を<span id="kobo.1.1">〜</span>のように囲むと、なぜか解消される。<p id="kobo.1.1">〜</p>のようにpタグで囲むと、栞はOKだが、検索結果の表示のほうは駄目。
    せめてJBasicのサンプルぐらいは正常に動作するようにすべきで、現状だと楽天kobo用と、その他用で2種類のEPUBを用意しなければならない。
    せめて、ACCESSエンジンで正常動作するタグの記述方法を公開してほしい。(マーケットから購入したEPUBだけ動作保証していることぐらいわかっているが、「EPUB 3ビューワのリファレンス実装」を唱っている以上、これでは失格だと思う)
  • カタログでは一回充電すると一ヶ月使用できるとあるが、実際の使用感ではもっと減りが早い。もっともスマートフォンに比べれば圧倒的に長いので、実用上は問題ない。無線LANはoffにしておこう。
  • 同じファイル名で何度も転送を繰り返すと、ライブラリが破損して読めないことがある。一度削除してから転送した方が確実。
  • 良い点としては、やはりE-Inkの読みやすさで、長時間読んでも目が疲れない。いずれ技術が進んでRetina E-Ink が出ることを期待したい。(出る頃には死んでいるかもしれないが)