hishidaの開発blog

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iPad 雑感

  • GoogleMapの経路探索が素晴らしい。Wi-Fiモデルなのに、都内だと位置情報がかなり正確(無線LANルーターMacアドレスを収集したデータベースが運用されているらしい。)。iPod touch にはない電子コンパスもついている。これがあれば迷子にならなそう。モバイルWi-Fiルーターがあれば3Gモデルでなくても十分かも。
  • AppStoreで「SoftbankWi-Fiスポットを申込まない」にチェックしたのに、Wi-Fiスポットのライセンスキーの紙がついてきた。
  • i文庫HD、iBooksSafariなどを使ってみたが、標準アプリも含め、iPad向けアプリケーションのできのよさには驚嘆する。趣味の片手間仕事では太刀打ちできないレベル。
  • 「大きなiPod touch」という声もあったが、大きさの違いが質的な違いになっている。iPhoneアプリでは画面の狭さによってUI設計上の制約がかなりあるが、一気に制約がなくなった。単に高解像度に対応しただけではiPadの良さがいかせない。やはりゼロベースで考え直す必要がある。
  • iPadへの不満点は、意外に重くて持ち続けられないこと、タッチパネルに指紋がつくこと。flashがないのも結構キツイ。
  • 電子書籍の潮流は止まらないが、日本では再販制度に守られた出版業界の対応が遅れている。iBooksに和書が並ぶのは当分先で、単品書籍アプリか、アプリ内課金で自陣営内の書籍しか読めないリーダー(それも貸本)しか提供されない状態が続きそう。話題を集めた京極夏彦も結局T-Timeにすぎないみたいだ。ところがiPad/iPhoneにはアップルリスクがあって、Appleの意向一つで、予告なしにAppStoreから削除される可能性があり、ビジネスモデルを構築しにくい。日本の電子書籍にとっての本当の黒船は、KindleSony Reader、Google Readerかもしれない。アメリカのように、新刊書籍が紙と同時に電子出版で発売される日が一日も早く来ることを望む。
  • コンテンツを持っている出版社はそれほど不利ではない。問題は取次、書店、倉庫などの流通業者の利益が圧迫されることだと思う。早い段階から「デジタルコンテンツの流通業」にチェンジすることを考えたところが残るだろう。さもないと全部AppleAmazonなどの外資に持っていかれてしまう。本当はiBooksのような仕組みを大手取次が考えるべきだった。

P.S.
SoftbankWi-FiスポットのIDは、iPadのみ使用可能です。PCでは使用できませんでした。