hishidaの開発blog

EBシリーズ(EBPocket,EBWin,EBMac,EBStudio),KWIC Finder,xdoc2txt,読書尚友の開発者ブログ

Advanced/W-ZERO3[es]

Advanced [es]を入手するまで

ゆえあって、1年8ヶ月使ったW-ZERO3[es]Advanced/W-ZERO3[es](ブラウニーブラック)に乗り換えた。

実は3月にW-VALUEセレクトで9(nine)+に負担金ゼロで機種変更したばかりなので、再度機種変更すると9(nine+)の端末代金の残り(19ヶ月分)を払わないといけない。そこで、オークションで入手することにした。機種変更をもう一ヶ月強辛抱していれば、4月末からAdvanced [es]も実質負担金ゼロで機種変更できるようになったのだが、後の祭りで、当時は知る由もない。

次機種のWillcom03が出ているのに、いまさらながらAdvanced [es]にした理由は、

  • W-ZERO3[es]のバッテリが持たなくなってきたこと。バッテリを買い換えると6000円くらいかかるので、それぐらいなら中古でAdvanced [es]を探した方がいいと考えた。
  • WM6だとドライバを入れることでSDHC8GBを認識できる。
  • 後継機の 03 とD4 がどっちも自分的には「外れ」なので、安心してAdvanced [es]に乗り換えられる。

落札価格は、本体に純正の充電台が付いて、12,500円だった。届いた商品を調べると、付属品の欠品はないものの、シルバーの塗装が色剥げしている箇所が数カ所ある。エナメル系塗料(タミヤのフラットアルミXF16)を塗ったら、とりあえず気にならないレベルになった。あとは寿命まで使い倒すつもりだ。

設定編

以下はW-ZERO3 Advanced [es]が届いてから行ったセットアップ内容の防備録。

(0)液晶保護シートを貼り替える。
(1)SIMを差し替え、オンラインサインアップを行う。
(2)ActiveSyncで連絡先、予定表、メモを移す
(3)W-ZERO3メールはActiveSyncで移らないので、[es]からエクスポートし、インポートする
(4)設定

  • 設定->システム->ユーティリティ->Xcrawlのスクロール機能をOFFにする
  • 設定->システム->パワーマネージメント->USB給電->給電する
  • 設定->システム->パワーマネージメント->電話状態ランプ->点灯しない
  • 設定->システム->バックライト->明るさ->バッテリ使用中の輝度を落とす
  • 設定->個人用->ボタン->ソフトキー->ソフトキー動作を使用する
  • 設定->個人用->Today->アイテム Todayに表示するアイテムを選ぶ
  • 設定->個人用->Today->パターン2 ↓↑キーによる上下移動

(5)定番アプリケーションのインストール

アプリケーション名 機能
青空子猫 文書ビューア
OffisnailDate 予定表
GSFinder+ ファイラ
gsGetFile.dll ファイルダイアログ拡張
EBPocket EPWING/電子ブック辞書ビューア
2++ 2チャンネルビューア
nPOP POP3メーラ
FontOnStrage フォント拡張
PocketHand Pocketの手
psShutXP ワンタッチで電源断
EasyDial 簡易ダイアルアップ
Tombo 階層型メモ
UKEditor エディタ
jot エディタ(64K以上のファイルの編集が可能)
WifiInfo 無線LANをTODAYからON/OFF
777-Team SDHC SDHCドライバ
無線LAN接続切りツール Willcom無線LANオプション用接続ツール
MangaMeeya マンガビューア
サイレントカメラ 静音カメラ

(6) SanDisk SDHC 8GB をPCでフォーマットし、EPWING辞書、青空文庫全テキスト、「新潮文庫の100冊」をコピー

使ってみた感想

利点:

  • USB給電ができる。ただAdvanced [es]が通信可能な状態(SIMが刺さっている状態)でないと給電されないし、あくまで給電なので、バッテリが完全に空になると充電することができない。別途ACアダプタか、USB充電アダプタを持っていないといけない。
  • 無線LANがついた。都内では公衆無線LANのアクセスポイントが豊富にあるので、ダイアルアップ接続の機会が最小限で済むようになった。そこで契約をWillcom定額+インターネット定額+無線LANオプションから、Willcom定額+データ定額+無線LANオプションに変えた。
  • 赤外線がついた。TVのリモコンにできるというので、今度試してみよう。もっとも赤外線の使い道は今日ではあまりないので、Bluetoothのほうがよかったと思う。
  • ドライバをいれることでSDHC 8GB が使える。これだけでもAdvanced [es]にしたかいがあった。SDが2GBだと入れるファイルを取捨選択しなくてはいけないが、8GBだと何も考えなくていいので、データ管理の心理的負荷がなくなる。
  • キーボードは[es]より押しやすい。

欠点:

  • ソフトキーがない → 設定で短押しをソフトキー、長押しをWindowsキー・OKにできるので、実際は困らない。意外に自然に操作できる。
  • キーボードのテンキーがない → 本体の数字キーが使えるので、これもあまり問題にならない。
  • 文字が小さい → これは結構つらい。青空子猫はフォントを大きくすることで対応。
  • スタイラスが内蔵されない → これは重大な欠点! 慣れようがない。今のところ付属のスタイラスを使っているが、フラストレーションがたまるので早急に交換したい。
  • 電源プラグ形状が変わって従来のW-ZERO3のACアダプタが使えない。 → 変換プラグを買った。
  • ケースが付いてこない。 → W-ZERO3[es]に付いてくるソフトケースがぴったりなので、流用することにする。
  • Xcrawlが使いにくい。 → 決定キーを押すときに微妙に上下に動いて間違って押すことが多い。結局無効にした。
  • ボディがフラットでなく、変な曲線がついている。具体的には、縦型で使うときに液晶の下部に段があるので、メニューが押しにくい。これをデザインした人は、スタイラスが内蔵されないことといい、PocketPCを日常的に使っていない人ではないかと思ってしまう。
  • 色が剥げやすい。 → 買い換えを促進するためにわざとそうしているのではないかと思うほど。ロックボタンを頻繁に使う人は必ず剥げると思う。

理想を言うと、[es]のデザインのままで、薄くなって無線LANBluetoothが付けばよかったと思う。これの進化形が03なわけだが、どうも携帯らしくしようとしてPDAとしての使い勝手を悪くしている感じがする。03の後継はさすがにWindowsCE6ベースだと思うので、そのときは乗り換えを検討しよう。