開発状況

現在、KWIC Finderとxdoc2txtに開発の軸足を移しています。EBシリーズ並びにEBPocketのファンの皆さん、KWIC Finderが一段落したら、EBシリーズに戻りますので、しばらく我慢してくださいね。
KWIC Finderの今後の予定ですが、Google Desktopの登場などデスクトップ検索の状況がどんどん変わっていますので、まず現在のデスクトップ検索のトレンドに追いつくことが当面の目標になります。

検索エンジンの追加

具体的には、次のバージョンでGoogle Desktopを検索エンジンに選べるようにします。手元の開発環境では非常に良好で、Googleをデフォルトにしようかと思うくらい、ファイル検索に関しては完璧です。問題はE-Mailに対応できるかどうかで、こちらはまだ目途がたっていません。ファイル検索にGoogleが使えるだけでも十分な進歩だと思います。

その後ですが、希望としてはHyper Estraier対応を行えればと思っています。N-gramが必要な方は、Estraierを選んでもらえばいいかと。
MSNサーチも対応すべきですが、余力がないので優先順位は最後です。

ファイルの種類の追加

次に対応するファイルの種類を増やすことがあげられます。具体的にはWordML,Excel XMLがあげられます。

Unicode対応

せめてxdoc2txtだけでも、Unicode版を作りたいと考えています。KWIC Finder本体は今からUnicode化は難しいでしょう。

Linux対応

これが最後あたりだと思いますが、xdoc2txtのLinux対応。これはOLE2のアクセスを自前で書く必要があるので、かなりの開発ボリュームになります。もちろんlibole2がありますが、GPLなので私にとっては使用できません。OLE2のファイル形式を説明した文書はLaolaプロジェクトぐらいしかみつけられませんでした。

ここまでできればKWIC Finderももう数年延命できるでしょう。