Surface Pro 6(タイプカバー同梱版)のタイプカバーに初期不良があった件を報告したが、タイプカバーの交換も終わり、開発機としての運用を本格的に始めた。
なお、12月に入ってオンラインストアと正規販売店では期間限定でタイプカバー購入分の18,000円キャッシュバックが始まり、Amazonではサイバーマンデーで旧Serface Proの三点セットが登場するなど、購入タイミングとしては12月になってからのほうがお得だったかもしれない(旧Serface ProはWindows Proというメリットもある)。
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現時点で一番安価に購入する方法は、ビックカメラ等の店舗でPayPay決済で20%還元を受けて、Microsoftの18,000円キャッシュバックも同時に得る方法だろう(PayPay決済の20%還元は12/13で終了しました)。ヤマダ電機なら、なぜかズワイガニのプレゼントまである。
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さてSurface Pro 6だが、性能的には開発機として何の問題もない。難点はWindows10 がProではなくHomeであることで、Hyper-Vが使用できないのがちょっと痛い(Androidエミュレータ等でHyper-Vを使用すると高速化できる)。またOfficeが同梱されているので、すでにOfficeのライセンスを持っている人には無駄になる。WindowsのバージョンやOfficeの有無が選択出来たらありがたい。
使用していて気になったのは解像度が高すぎてディスプレー設定を200%にしないと文字が小さすぎることである。ディスプレー設定を100%以外にする場合、実はVisual Studio のフォームデザイナで自動スケーリングが働いてレイアウトがくずれるという問題がある。Visual Studioを使う時だけ100%にするという方法はSurface Proでは実用にならないので、Visual Studioだけ自動スケーリングを止める方法を探したところ、レジストリ設定で対応できることが分かった。
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これでVisual Studioのフォームデザイナだけ100%で表示するという運用が可能になった。
次にAndroidの開発環境をMac OS X からWindowsに載せ替えを行った。Windows版のAndroid Studio 3.2をインストールしてソースを移行したところ、NDKも含めて予想外にスムーズに全コンパイルが完了。EBPocket for Androidと読書尚友をWindows上でビルドできるようになった。
これでMacbook Proは、Xcodeが必要なMac OS X用のアプリ(EBMac,EBStudio2 for Mac OS X)とiOS用のアプリ(EBPocket for iOS)をビルドするとき以外は必要なくなり、日常の持ち歩きはSurface Pro 6だけで完結するようになった。
Macbook Pro 13"(Retina, 13-inch, Early 2015) の1.58kgから、1.08kg(タイプカバー込み)まで軽量化したので、通勤やカメラの携行が非常に楽になった。
追加購入したアクセサリ
通勤で使用すると、職場と家庭にACアダプタが必要になる。また、Surface Proは有線LANが搭載されていないため、USB-LANアダプタも欲しい。ただ頻繁にUSBの抜き差しを行うと一つしかないUSBコネクタが劣化しそうで怖い。
以上の悩みを一気に解決する方法として、少々高価だがSurface Dockを購入することにした。Surface Connectケーブル接続で、HDビデオポートx2、ギガビットEthernetポートx1、USB3.0ポートx4、オーディオ出力x1が利用できる。ただし専用のACアダプタを含めて1kgぐらいあるので、デスクトップの利用限定となる。私の場合、職場にSurface Dockを置き、製品同梱のACアダプタは自宅で使うことにした。
ほかに本体保護用にガラスフィルム、背面保護フィルムを購入した。定番アクセサリのスタイラスペンはあまり使わない気がするので購入していない。
あと本体購入後45日以内なら延長保証Microsoft Complete を購入できるが、1年保証が2年保証に延びて15984円(税込)というのは割高な気もする。ただ+5400円でバッテリ交換できるので、保証期間の終わる頃にバッテリ交換すれば20,000円でバッテリ交換できるという考え方もあるので、購入検討中。